最強の格闘技 = ブラジリアン柔術


 1993年11月12日アメリカで「時間無制限・ルールなし・無差別級」、そしてリングではなく、八角形の金網で囲まれた逃げ場のない試合場で、最強の格闘技を決める「第1回UFC~アルティメット・ファイティング・チャンピオンシップ」が行われた。

プロレスラー、空手、ボクシング、相撲など、多くの格闘家が参加した中、無傷で優勝したのがブラジリアン柔術家のホイス・グレイシーだった。


 ホイスグレイシーは「相手を傷つけず、自分も傷つかない」という言葉通り、極限状態の中、柔術家の誇りを持ち柔術着を着用し、小さな体と柔術の技術で大きな男達に挑み優勝した。

 無傷の状態でブラジリアン柔術が「最強の格闘技」、そして「最高の護身術」を証明した。

 また日本格闘技ブームにより、ホイス・グレイシー、そして兄のホイラー・グレイシーやヒクソン・グレイシーが来日。ヒクソン・グレイシーは当時、最強と言われたプロレスラー達を関節技や絞め技で仕留めている。

 その後、ブラジリアン柔術家・アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ(ミノタウロ)が来日し、PRIDE初代ヘビー級王者・そしてUFCヘビー級王者と輝き、ブラジリアン柔術が最強の格闘技を証明し続けている。


近年もっとも競技人口を伸ばした格闘技 = ブラジリアン柔術


 1998年8月日本ブラジリアン柔術連盟が発足し、第1回全日本ブラジリアン柔術選手権大会が行われた。

 ブラジリアン柔術の競技は絞め技、関節技などが主で、一切の打撃が禁じられている。その為、力に頼ること無く、そして安全性があり、近年もっとも競技人口を伸ばした格闘技として注目を浴びた。

 昨年行われた「ブラジリアン柔術アジア選手権大会」では過去最も多い1200名の参加者が集まった。競技性の安全面に加え、良い意味で敷居の低い格闘技として、大会には4歳から50歳以上のカテゴリーが存在する。

 さらに帯によってカテゴリーが分かれ、体重によって分かれ、年齢によって分かれている為、たくさんの方が参加しやすい試合システムが確立されている。